Unityで360℃写真を使ってみたくなり、Insta360 ONE X2を買いました。
下のgifは、Insta360で撮影した360℃写真をPhotoshopで少しアニメ風に編集し、それをUnityに取り込んでちょっとした展示室の背景にしているというものです。(ここに至るまでにはそこそこ手間がかかった)
Insta360を買った時に、色々と右往左往したため、これから購入される方の参考になればと思い、私の体験談等をお伝えします。
なお、Unityで360℃画像を使う方法については以下の記事に記載しています。
バーチャル美術館 Unityにおける360℃画像・Cubemapの活用(Unity上での360℃画像表示)
バーチャル美術館 Unityにおける360℃画像・Cubemapの活用(Unity上での360℃画像表示 続き)
Insta360 ONE X2で出来ること
ざっくり言うと
1.360℃動画や360℃写真が撮れる。動画は非常に滑らか。勿論音も録音できる。360℃動画から写真を切り取ることも可能。(←5.7Kの高解像度で動画が撮れるため、光加減が良ければ動画から写真として切り出してもそこそこ使える)
2.撮った動画や写真を付属ソフトで編集し、他のソフトで編集可能な形で出力できる。人を追跡したカメラワークなど高度な編集が可能。
3.Webカメラとしても使用可能。
といったところです。詳細は公式サイトに書いてあるのでここでは記載しません。
Insta360 ONE X2はどこで買うのがよいか?
結論から言えば、Amazon・楽天市場等のネットショップで買うのがお薦めです。
私は、実機を見てみたかったので、新宿・池袋あたりのヨドバシカメラ/ビックカメラも一通り回ったのですが、店舗での展示コーナーが非常に小さい上に、オプション品の在庫が少なく、一緒に買おうと思った自撮り棒の在庫がどの店舗にもありませんでした(たまたまなのかもしれませんが・・・)。かつ、ポイントも1%程度の還元と、量販店で買うメリットは特にありません。
店員さんに聞いたら、Insta360は、基本的にネット販売を主なチャネルとしている製品なので・・・ということでした。
値段的にも、ネットのオプション品セットがお得だったため、私はAmazonで購入しました。2021/12/14までホリデーセールで値引きしているようです。(うらやましい・・・私が買った時より5,000円)
付属品やオプションについて
私は、「ONE X2 プレミアムセット」と、「見えない自撮り棒 + 三脚」を購入しました。結果的に、自撮り棒が二つになってしまいましたが、プレミアムセットが安い(まとめて買うので値引き幅が大きい)ため、まぁいいか、というところです。
下の写真のうち、①が本体同梱品、②がプレミアムセットに付いてくるオプション品(レンズキャップ、64GB MicroSDカード、1.2m自撮り棒)、③が「見えない自撮り棒 + 三脚」です。マニュアルは日本語含む主要な各言語に対応しています。
③は自撮り棒と三脚が分かれている訳ではなく、脚を開くと三脚としても使えるというものです。②の自撮り棒と連結もできます。
なお、USBケーブルは私、別なもの使ってたらどっか行っちゃいました・・・(汗)
USB TypeCの小さい口をInsta360側、通常のUSBの口をPC側に接続するタイプのものです。USBケーブルの用途は、PC接続・データ転送と充電です。
ACアダプタそのものはついていませんのでご注意ください。
充電時はPC等から給電するか、5V 2Aの電源アダプタが別途必要となります。
↓ケースと、レンズキャップを着けると以下のようになります。
↓ ③の「見えない自撮り棒 + 三脚」を三脚にした状態です。風が強いところだと別の三脚(アウトドア三脚という別のオプションがあります)を用意する方がいいかもしれませんが、屋内で撮る場合はこれで十分かと。
なお、自撮り棒部分は、AIで自動的に削除してくれます(三脚の脚は残る)。
注意点
MicroSDカードの仕様に注意
「microSDカードは、スピードクラスUHS-1 V30対応でexFATフォーマット済みのものを使用ください。サポートする最大容量は1TBです。」と説明書に記載があります。スペックが劣るものを買ってしまうと動かないリスクがあります。私は考えるのが面倒だったため、公式の「ONE X2 プレミアムセット」を購入しました。
PC側のストレージとスペックがそこそこ必要
5.7Kかつ360℃で動画を撮ると、数分の動画でもGB単位のファイルサイズになります。PC側もディスク容量が必要です。
更に、HDDだと処理が重い・・・できればSSDで、かつそこそこのスペックが望ましいでしょう。
今回は以上です。