【3DアバターをUnityで】Ready Player MeのアバターをUnity上に取り込む

Craneです。

Unityをいじっているうちに、3Dアバターに興味が沸き、アバターが歌ってみた的な動画をYoutubeにアップしてみました。見てみて下さい!

アバターは、Ready Player Meというサービスで作りました。
その上で、顔だけ改変してます。CGもUnity上で作っているため、Unity上でアバターを動かしたい、ということで、自分の備忘も兼ねて方法を記載します。

今回は、Unity上にReady Player Meのアバターを取り込む方法を解説します。Ready Player Meで作ったアバターに関するライセンスなどについても記載しています。

Ready Player Meとは?

1枚の写真から、3Dアバターを作成できるクラウド上のサービスです。
エストニアのスタートアップが提供しています。
衣装や顔のパーツなどを幾つかのパターンから選択でき、カッコいいアバターが作れます。
作ったアバターは、Creative Commons Attribution- NonCommercial- ShareAlike4.0の下でライセンスされます。非営利目的での使用が許可されています。

Ready Player MeのアバターをUnityに取り込む手順

環境:Windows10、Unity 2020.3.24f1

Ready Player Meでアバターを作成する

まずアクセスし、Create Avatarボタンを押します

Ready Player Me

↓こんな画面になります。Masculineが男性、Feminineが女性です。

↓次に、webカメラを使って写真をその場で顔を撮る(Take a photo)か、手持ちの顔写真をアップロード(pick a file)し、Acceptボタンで進みます。

↓しばらくすると、自動的にアバターが作成されます。(自分の顔をアップしましたが、大分美化されてます・・・)下の方のアイコンで、パーツを色々とカスタマイズできます。右上のENTER HUBを押すと次に進みます。

↓ アバターの完成です。右下の丸で括ったボタンをクリックすると、glbファイルのダウンロード もしくは、ダウンロードURLをコピーできます。

↓ここのURLを使って後ほど、Unity上で取り込みますのでURLをどこかにコピーしておいてください。
また、ライセンスについて、画面に記載されていますが、Creative Commons Attribution – NonCommercial- ShareAlike 4.0ということで、BY、NC、SAが適用されます。ライセンスについての詳細はこちらのwikipediaなどご参照ください。

なお、アカウントを作成すれば、アバターを保存できます。

Ready Player MeUnityアバターSDKをダウンロードする

次に、Unity上でアバターを取り込むためのSDKをダウンロードします。
Ready Player Meのサイトのトップに戻って上の方のFor Developers から開発者向けサイトに移動します。下の方にスクロールしていくと以下の画面になります。Read Unity docsをクリックしてください。

↓ 以下の画面になりますので、「Unity Avatar SDK Download」をクリック

↓ Download… でGoogle Driveに飛んで、そこからダウンロードできます

↓こんなファイルがダウンロードされます。適当なフォルダに保存してください。

UnityにSDKを取り込む

まず、Unityで新規プロジェクト(3D)を作成します。
※Unityはインストールしてある前提です。まだの方はインストールしてください

次に、先程ダウンロードしたSDKをインポートします。
↓ アセット→パッケージをインポート→カスタムパッケージ

↓ 先程ダウンロードしたファイルを選択

↓ 「インポート」を押す

↓コンソールにエラーが出ます。私の環境だけなのかもしれませんが毎回出ます。見づらいですが、上から二つ目の「Multiple precompiled assemblies with the same name Newtonsoft.Json.dll included or the current platform. Only one assembly with the same name is allowed per platform. (Assets/Plugins/Newtonsoft Json/Runtime/Newtonsoft.Json.dll」 これを選択して、コンソールの隣の「プロジェクト」タブをクリックします

 

 

↓「Newtonsoft.Json.dll」を削除するとエラーが消えます。なんでだろ。私だけ?

Unityにアバターをインポートする

ここまでくれば、Unityの画面にReady Player Meが出現しているはずです。
クリックして、「Avatar Loader」を選択します

↓URL欄に、Ready Player Meで先程作ったアバターのURL(下に貼った画面の「Copy Avatar Link」で取得)をコピペして、Load Avatarを押す

↓ 貼り付けるURLはここから取得

↓出現

デフォルトで、いくつかコンポーネントが付いており、再生するとちょっと調子に乗った感じの動作をしてくれます(↓gif撮ったら変な残像が残ってしまいましたUnity上では問題ありません)。またマイクもしくはオーディオファイルからのリップシンクも可能です。リップシンクは私がやってみたところではうまく使いこなせていないため私は別なものを使っていますが・・・

そのほか、細かい説明は以下公式サイトに記載があります
https://docs.readyplayer.me/integration-guides/unity/how-to-use

今回は以上です。参考になれば幸いです。

 

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