【3DアバターをUnityで】Ready Player MeのアバターをUnity上に取り込む

Craneです。

Unityをいじっているうちに、3Dアバターに興味が沸き、アバターが歌ってみた的な動画をYoutubeにアップしてみました。見てみて下さい!

アバターは、Ready Player Meというサービスで作りました。
その上で、顔だけ改変してます。CGもUnity上で作っているため、Unity上でアバターを動かしたい、ということで、自分の備忘も兼ねて方法を記載します。

今回は、Unity上にReady Player Meのアバターを取り込む方法を解説します。Ready Player Meで作ったアバターに関するライセンスなどについても記載しています。

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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

遊びで冬休み中にデジタル年賀状動画を作りました。動画はほぼUnityで作成。
知り合いに送ったものは最後の画像が自分の写真になっていますが、公開用ということで、アバターで(笑)

今年はもう少し更新していきたいと思います。

Insta360 ONE X2を買った時の話

Unityで360℃写真を使ってみたくなり、Insta360 ONE X2を買いました。

下のgifは、Insta360で撮影した360℃写真をPhotoshopで少しアニメ風に編集し、それをUnityに取り込んでちょっとした展示室の背景にしているというものです。(ここに至るまでにはそこそこ手間がかかった)

Insta360を買った時に、色々と右往左往したため、これから購入される方の参考になればと思い、私の体験談等をお伝えします。

なお、Unityで360℃画像を使う方法については以下の記事に記載しています。

バーチャル美術館 Unityにおける360℃画像・Cubemapの活用(Unity上での360℃画像表示)

バーチャル美術館 Unityにおける360℃画像・Cubemapの活用(Unity上での360℃画像表示 続き)

 

 

 

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バーチャル美術館 Unityにおける360℃画像・Cubemapの活用(Unity上での360℃画像表示)

今回は、Unity上での360℃画像表示について記載します。
私が実際に活用しているやり方を幾つかご紹介します。
今回記載する方法を活用して私が作ったインターネットミュージアムについても、よろしければご覧ください。

オンライン美術館 Crane Art Museum

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バーチャル美術館 Unityにおける360℃画像・Cubemapの活用(Unity Recorderを利用したスクリーンショットの撮影)

前回は、バーチャル美術館において360℃画像を使うメリットについて簡単に説明しました。

今回は、実際にUnity上でのゲーム画面から360℃画像をキャプチャする方法について記載します。

一番簡単な方法である、Unity Recorderを利用するやり方をご紹介します。

11/23 Recorder設定の記載を一部追記・修正しました。

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バーチャル美術館 Unityにおける360℃画像・Cubemapの活用(概要)

3か月も間が空いてしまいました。

今回からは、私が作成したオンラインバーチャル美術館で活用している、360℃画像によるUnity上でのCubemapの使い方について説明しようと思います。

今回は、まず概要です。

↓ オンラインバーチャル美術館 よろしければ見てみてください。

オンラインバーチャル美術館 Crane Art Museum

Unity上での3D表現において、360℃画像は何の役に立つのか?

一言でいえば、「処理が軽くて済む」ということです。

以下のGif動画をご覧ください。

これが、元々私が作っていたアートミュージアムです。
リアルな表現を追求し始めたこともあり、重い作りになっていることもありますが、統計を取ってみると、私の使用しているGPU搭載PCでも31FPS程度しか出ていません。
Batches, SetPass calls というのが処理の負荷の目安ですが、数千という値になっており、これは通常のPCではとても処理が追い付かないレベルです。
(実際には、チューニングしていけば多少は減ると思いますが)

次に、以下をご覧ください。

これは、元々作っていたアートミュージアムの3D空間上で、360℃のスクリーンショットを撮り、その360℃画像をCubeに貼り付けて、描画しているものです。
画像を貼り付けたCubeを一つ描写しているだけなので、リアルタイムに3D空間のオブジェクト一つ一つを描画するのと比べ、処理は軽くなります。

365FPSと性能も圧倒的に改善しており、Batches, SetPass callsなどの値も激減しています。これであればWebGLでも耐えられますし、普通のPCでもカクカクせず再生可能です。

360℃画像活用のざっくりしたワークフロー

1)赤丸の地点の360℃スクリーンショットをUnity上で撮る

2)360℃スクリーンショットをpngやjpgで保存

3)Skybox/Cubemapのマテリアルを作成して、Cubeに配置
 →Cubeの中心にカメラを持ってきて、回転できるようにすれば、元々スクリーンショットを撮った位置からの360℃ビューが見れる

 

デメリット

あくまで、360℃画像は、とある地点から撮った360℃画像でしかありません。
下の動画のように、スクリーンショットを撮った位置からカメラがずれると、空間が歪みます。

つまり、空間を歪ませたくないなら、360℃ビューを用意したい地点の数だけ、360℃画像が必要になります。動き回るのがメインのコンテンツには向かないということです。

今回は概要を説明しました。次回からはもう少し詳細に説明していきます。

 

 

Unity Cinemachine Free Look Cameraを使ってオブジェクトの360℃ビューを作成する(1)

2カ月も間が空いてしまいました。

今回は、Cinemachine Free Look Cameraを使って、フォトグラメトリで作った3Dアートを360℃鑑賞できるようなビューを作ってみます。

上の画面ですと、アートの方が回転しているように見えますが、
実際は下のように、Free Look Cameraがアートの周りを回転しています。

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